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Digi、SOMに「Digi ConnectCore 8M Nano」追加NXP製「i.MX 8M Nano」搭載

Digi Internationalは、システムオンモジュール(SOM)「ConnectCore」製品ファミリーとして新たに、「Digi ConnectCore 8M Nano」を追加した。

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組み込み機器の開発コストを半減、早期の製品投入も可能に


「Digi ConnectCore 8M Nano」の外観

 Digi Internationalは2019年12月、システムオンモジュール(SOM)「ConnectCore」製品ファミリーとして新たに、「Digi ConnectCore 8M Nano」を追加すると発表した。開発キットとソフトウェアは2020年2月より入手可能となる。

 Digi ConnectCore 8M Nanoは、NXP Semiconductors製のマルチコアアプリケーションプロセッサ「i.MX 8M Nano」を搭載している。14nm FinFETプロセスで製造されるi.MX 8M Nanoには、最大1.5GHzで動作する最大4コアのArm Cortex-A53と、最大600MHzで動作するCortex-M7コアなどが集積されている。

 また、デュアルバンド802.11a/b/g/n/acやギガビットイーサなど「認証済みのワイヤレスコネクティビティ」や、セキュアな接続を可能にする「デバイスセキュリティフレームワーク」、さらには「クラウドインテグレーション」や、Yocto Projectベースの「Linuxソフトウェアプラットフォーム」などが用意されている。

 このため、組み込み機器を個別部品で設計、開発した場合に比べて、開発コストを半減できるという。開発効率を高めることもでき、製品を市場投入するまでの期間を12〜18カ月短縮することが可能だという。

 Digi ConnectCore 8M Nanoは、産業機械や医療機器、IoT(モノのインターネット)機器、ヒューマンマシンインタフェース、エッジコンピューティング、異常検出といった用途に向ける。

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