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60GHzミリ波無線通信モジュールをサンプル出荷フェーズドアレイアンテナ採用

フジクラは、利得の高いフェーズドアレイアンテナを用いた60GHzミリ波無線通信モジュールを開発し、サンプル出荷を始めた。

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2Gビット/秒超の通信速度と500m以上の伝送距離を実現


60GHzミリ波無線通信モジュールの外観

 フジクラは2020年1月、利得の高いフェーズドアレイアンテナを用いた60GHzミリ波無線通信モジュールを開発し、サンプル出荷を始めた。

 ミリ波帯を用いた無線通信モジュールは、高速で大容量の通信を可能とする。しかし、伝送損失を抑えるため、RFICとアンテナ間の配線距離を短くするなど、回路設計に工夫が必要となる。

 新開発の60GHzミリ波無線通信モジュールは、損失が小さい液晶ポリマー(LCP)材料をRF回路基板として採用するとともに、RFICとアンテナを一体化してモジュール化することで、伝送損失の課題を解決した。この結果、2Gビット/秒を超える通信速度と500m以上の伝送距離を可能にした。外形寸法は60×110×13.4mmである。

 また、独自開発した4×16素子のフェーズドアレイアンテナは、±45°という広角の自動ビームフォーミングを行うことが可能である。周波数帯域は57〜71GHzをカバーしている。EIRP(等価等方輻射電力)は40dBmである。


ビームフォーミング特性 出典:フジクラ

 60GHzミリ波無線通信モジュールは、通信ネットワークにおけるバックホール向け機器やアクセスポイント、顧客構内装置(CPE)、V2X通信向け機器といった用途に向ける。

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