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MarvellとADI、5G無線ソリューションで提携次世代無線ユニットも共同開発へ

Marvell(マーベル)とAnalog Devices(アナログ・デバイセズ/ADI)は、第5世代移動通信(5G)基地局向け無線ソリューションに関して技術提携した。次世代の無線ユニット(RU)ソリューションについても共同開発する予定である。

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ベースバンド/デジタルASICとRFトランシーバー技術を統合

 Marvell(マーベル)とAnalog Devices(アナログ・デバイセズ/ADI)は2020年3月、第5世代移動通信(5G)基地局向け無線ソリューションに関して技術提携すると発表した。Marvellのベースバンド/デジタルASIC/トランスポートプロセッサとAnalog Devicesの広帯域RFトランシーバー技術を統合する。次世代の無線ユニット(RU)ソリューションについても共同開発する予定である。

 5G向けRUの開発は、「Massive MIMO」と呼ばれるアンテナ技術や、高速大容量通信を可能にするミリ波帯の活用などによって、一段と複雑さを増す。両社の技術提携により、RFトランシーバーを含む完全な統合型5GデジタルフロントエンドASICソリューションを提供することが可能になるという。

 Analog Devicesの社長兼CEOを務めるVincent Roche氏は、「Analog DevicesとMarvellが共同開発するソリューションを用いれば、刻々と変化する市場に対し、高度に最適化された高性能な製品の提供を、迅速に行うことができる」とコメントしている。

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