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ルネサス、新型コロナによる生産への影響を発表海外5拠点で生産を一時停止、現在は再開

ルネサス エレクトロニクスは2020年3月26日、新型コロナウイルス(COVID-19)による、同社グループ生産拠点への影響を発表した。中国の2拠点、マレーシアの3拠点で生産を一時停止したが、同日時点で中国では通常稼働に回復、マレーシアでは、限定的に生産を行っているという。

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 ルネサス エレクトロニクスは、2020年3月26日、新型コロナウイルス(COVID-19)による、同社グループの生産拠点への影響を発表した。マレーシアの3拠点、中国の2拠点で生産を一時停止したが、同日時点で中国では通常稼働に回復、マレーシアでは限定的に生産を行っているという。

 なお、同社が2020年2月12日に公表した2020年12月期第1四半期業績予想については、「上記マレーシア拠点での生産停止の影響が追加的に見込まれるものの、現時点において修正の予定はない」としている。

マレーシア、中国各拠点の稼働状況詳細

 具体的には、マレーシア政府が発令した活動制限令によって2020年3月18日にマレーシアの同社グループ「Renesas Semiconductor(Malaysia)」「Renesas Semiconductor KL」「Integrated Device Technology Malaysia」の3生産拠点で生産を一時停止したという。

 その後、Integrated Device Technology Malaysiaは同月19日から、Renesas Semiconductor(Malaysia)は同月21日から、Renesas Semiconductor KLは同月26日からそれぞれ一部生産を再開しており、同月26日時点、マレーシア政府からの要請に従って限定的な生産を行っている。

 一方、中国では「Renesas Semiconductor(Beijing)」「Renesas Semiconductor(Suzhou)」の2生産拠点で生産を一時停止したが、同年2月10日から一部生産を再開、同年3月26日時点で、通常稼働による生産を行っているという。

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