この記事は、2020年11月24日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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人材は「来てもらう」のではなく、こちらから「行かせてもらう」
米Analog Deviceの日本法人アナログ・デバイセズの新社長に、2020年11月1日付で中村勝史氏が就任しました。中村氏は、1994年にADI米国本社に入社。以来、ADI一筋でアナログ技術開発や事業に携わってきました。半導体メーカーの社長に就任する方は、半導体やエレクトロニクス業界にずっと携わってきた、という方は多くても、「最初からその会社で働いていた」という“生え抜き”の方は珍しいのではないでしょうか。
その中村社長が、都内で開催された就任会見で、デザインセンター(設計センター)について興味深いことをお話していました。
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