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ADI、帯域幅10Gbpsのデジタルアイソレーター発表超低ジッタで高いタイミング精度

アナログ・デバイセズ(ADI)は、合計10Gビット/秒の帯域幅を実現したiCouplerデジタルアイソレーター「ADN4624」を発表した。

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医療規格に対応、堅固なアイソレーションを実現

 アナログ・デバイセズ(ADI)は2021年7月、合計10Gビット/秒の帯域幅を実現したiCouplerデジタルアイソレーター「ADN4624」を発表した。

 ADN4624は、チャネル当たり2.5Gビット/秒で、クワッドチャネル構成により最大合計10Gビット/秒の帯域幅を実現。高速差動伝送で用いられるLVDSやCMLに対して、最高速度で直接アイソレーションをすることができるという。

 ランダムジッタは実効値で1ピコ秒未満、スキュー値で16ピコ秒未満と、高いタイミング精度を実現。さらに、5.7kV(実効値)アイソレーションと、100kV/マイクロ秒の高いコモンモード過渡耐圧(CMTI)を達成している。

ADN4624と評価ボードの外観 出典:ADI

 ADN4624は既に量産しており、28端子SOIC_W_FPパッケージで供給する。1000個購入時の単価は16.50米ドルである。ADN4624は医療規格を満たしており、イメージングリンクや高精度アナログフロントエンド、シリアルインターコネクトなどの用途に向ける。

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