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IntelがGF買収で交渉か、WSJが報道約300億ドルで

米WSJ(Wall Street Journal)は2021年7月15日(米国時間)、Intelが、米国のファウンドリーであるGLOBALFOUNDRIES(GF)を約300億米ドルで買収する交渉を進めていると報じた。

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 米WSJ(Wall Street Journal)は2021年7月15日(米国時間)、Intelが、米国のファウンドリーであるGLOBALFOUNDRIES(GF)を約300億米ドルで買収する交渉を進めていると報じた。複数の関係者からの情報として伝えた。

 IntelはPat Gelsinger氏が新CEOに就任して以来、半導体製造を強化する「IDM 2.0」戦略を打ち立て、大規模な投資を発表してきた。車載半導体の生産で協議中とも報じられ、早ければ2021年内にも生産が始まる可能性もある。さらに2021年6月には、SiFiveを20億米ドルで買収する方向で初期検討に入ったと報じられた。

 一方のGLOBALFOUNDRIESは、FD-SOI(完全空乏型シリコン・オン・インシュレータ)のプラットフォームを持つファウンドリーだ。2018年に、7nm FinFETの開発を無期限に停止すると発表して以来、最先端プロセスの競争からは離脱したものの、FD-SOIで独自の地位を築いており2021年6月には、シンガポールに300mmウエハー工場を新設すると発表したばかりである。なお、同年4月には、GLOBALFOUNDRIESを所有するアブダビの政府系ファンド、Mubadala Investment(ムバダラ・インベストメント)が、GLOBALFOUNDRIESの米国市場でのIPO(新規株式公開)に向けて準備を開始したと報じられた

 WSJによれば、GLOBALFOUNDRIES自体はIntelと交渉していないとしており、Intelが交渉している相手はMubadala Investmentである可能性もある。

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