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TED、AIインフラパッケージ製品を発売AIパイプライン処理を高速化

東京エレクトロン デバイス(TED)は、AI(人工知能)パイプライン処理を短時間で行える「TED AIインフラパッケージ(TAIP)」の販売を始めた。

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パッケージAとパッケージBの2種類を用意

 東京エレクトロン デバイス(TED)は2021年8月、AI(人工知能)パイプライン処理を短時間で行える「TED AIインフラパッケージ(TAIP)」の販売を始めた。

 AIパイプラインは、機械学習パイプラインとも呼ばれ、AIの予測精度を向上させるため、データの準備から学習、運用(推論)処理を継続して行う仕組みである。これを実現するためには、高速なアクセラレーターの他、AIモデルの学習と推論(運用)を相互に接続するためのネットワーク環境やデータの共有化など、AIパイプライン処理に適したシステム構築が必要となる。

 TAIPは、学習環境と推論環境を相互に接続する機能と、最新の高速AIアクセラレーターを組み合わせたパッケージ製品である。AIパイプライン処理を短時間で行うことができる。具体的には、パッケージAとパッケージBの2種類を用意した。AIアクセラレーターとスイッチは同じで、ストレージ製品が異なる構成となっている。


上図はAIシステムの構成イメージ(クリックで拡大)。下図はパッケージA/Bの構成機器 出典:TED

 パッケージ製品は実際のAIモデルを用い、TED側で動作検証を済ませている。このためシステム管理者は、言語処理や画像処理向けに最適化されたAIインフラを導入後、速やかに利用することができるという。

 なお、パッケージ製品の価格は個別見積もりとなる。TEDでは顧客に対して、システムの導入や構築、検証などを支援。ヘルプデスクサービスも用意している。

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