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TED、高耐光性3D ToFカメラ開発キットを発売屋外でも3次元計測を高精度に実現

東京エレクトロン デバイス(TED)は、屋外でも高い精度で距離測定を可能にする「3D ToFカメラ開発キット」の販売を始めた。

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ソニー製の裏面照射型ToFセンサーを採用

 東京エレクトロン デバイス(TED)は2021年1月、屋外でも高い精度で距離測定を可能にする「3D ToFカメラ開発キット」の販売を始めた。


ToFセンサーモジュールの外観

 ToF(Time of Flight)方式による3次元計測は、スマートフォンやゲーム機器などに採用され需要が拡大。今後は、自動運転などに取り組む自動車やロボットなどへの応用が期待されている。ただ、従来のToF方式を用いた計測システムでは、太陽光など周辺環境の影響によって、正しい距離測定ができない場合もあった。こうした中で同社は2017年より、耐光性に優れた3D ToFカメラ開発キットの販売を行ってきた。

 今回は、ソニーセミコンダクタソリューションズ製の裏面照射型ToFセンサー「IMX556」を用いて「ToFセンサーモジュール」を新たに開発した。高解像度で精度の高いIMX556を採用したことで、測定対象物から反射してきた光を効率良く捉えて集光でき、太陽光などの影響を受けやすい利用環境でも、より正確な測定が可能になるという。

 ToFセンサーモジュールは、解像度が640×480画素、視野角(FOV)が水平87°、垂直67°である。光源は波長940nmの近赤外レーザーダイオード4灯を用いた。検知距離は0.3〜5m。外形寸法は100×78×55mmとなっている。

 開発キットには、このToFセンサーモジュールの他、サンプルのアプリケーションソフトウェアやソフトウェア開発キット(SDK)などが含まれる。ToFセンサーモジュールに搭載されたFPGAのカスタム化やSDKを用いたシステム評価などを容易に行える。

 新製品は、自動車やFA、物流、セキュリティといった分野で用いられる視覚システムや安全装置、監視システムの開発/評価用途に向ける。

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