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東陽テクニカ米子会社とGTS、米国に合弁会社設立:OTA計測ソリューションを販売
東陽テクニカの米子会社TOYOTechとGeneral Test Systems(GTS)は、米国カリフォルニアにOTA(Over-The-Air)計測の合弁会社「AeroGT Labs Corporation(AeroGT)」を、2022年2月中旬に設立した。
コネクテッドカーや無線システムなどの評価に向けて販路を拡大
東陽テクニカの米子会社TOYOTechとGeneral Test Systems(GTS)は、米国カリフォルニア州にOTA(Over-The-Air)計測の合弁会社「AeroGT Labs Corporation(AeroGT)」を、2022年2月中旬に設立したと発表した。新会社はコネクテッドカーや無線システムなどの性能評価用として、GTS製OTA計測ソリューションを世界各国で販売していく。
新会社は資本金が300万米ドルで、GTSが51%、TOYOTechが49%をそれぞれ出資する。先進運転支援システム(ADAS)や自動運転(AD)を実現するため、車両の無線(V2X)通信性能を計測し評価するニーズが高まっている。こうした中で新会社は、OTA試験や計測分野に特化して、関連する製品の販売や技術サポートを行っていく。
GTSは2012年に中国・深セン市で創業し、携帯端末用アンテナのOTA試験ソリューションなどを開発、提供してきた。RTS(Radiated Two-Stage)法に対応した4G端末開発環境向け「RayZoneシリーズ」は、世界の主な顧客に対しこれまで200システム以上の納入実績を持つという。
東陽テクニカは、2018年にGTSと総代理店契約を結び、中国市場などでOTA計測ソリューションの販売を行ってきた。
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