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東陽テクニカ、高周波対応電池ホルダーを開発:Bio-Logic製測定システム向け
東陽テクニカは、Bio-Logic製の電気化学測定システムに向けた「高周波対応電池ホルダー」を開発した。
1MHz以上の高周波領域までインピーダンス測定が可能に
東陽テクニカは2022年3月、Bio-Logic製の電気化学測定システムに向けた「高周波対応電池ホルダー」を開発した。
新製品は、同社が国内代理店を務めるBio-Logic製電気化学測定システムと組み合わせて、二次電池の劣化評価に用いれば、1MHz以上の高周波領域まで高確度のインピーダンス測定が可能となる。また、配線ケーブルや接触抵抗の影響を最小限にして高い再現性を確保している。インダクタンス成分を低減させる接続ケーブルも開発した。
コインセルや円筒形セル、ラミネートセルなどさまざまな二次電池に対応する。耐熱仕様は最大120℃である。
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