この記事は、2022年9月15日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。
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悪材料続く半導体業界、ハードランディングは不可避か?
2022年も残すところあと3カ月と半月という時期になり、半導体市況の先行きはかなり暗くなりつつあります。このところ悪材料ばかりが目に付くようになってきました。
8月末には、これまで急成長を続けてきたNVIDIAが2023年度第2四半期(2022年5〜7月)の業績が減益になったと発表。売上高は前年同期比こそ3%の増収を維持しましたが、前四半期比では19%減と大きく下げました。特に苦しいのはゲーミング分野で前年同期比33%減、前四半期比44%減の減収と急ブレーキが掛かりました。
また先週には、Samsung Electronicsが「2022年前半以降メモリ市場は劇的に変化している。半導体業界が2022年をハードランディング(急激な失速)で終える可能性がある」との警告を発したと報じられました。
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