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インフィニオンとデルタ電子、車載用途で協業研究拠点も共同で台湾に設立へ

インフィニオン テクノロジーズと台湾のデルタ電子は、産業分野に続き新たに車載分野でも長期にわたり協業していくことで合意した。

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EV向けに電力密度の高いソリューションを提供

 インフィニオン テクノロジーズと台湾のデルタ電子は2023年3月、産業分野に加え車載分野でも長期にわたり協業していくことで合意した。市場が拡大する電気自動車(EV)向けに、電力密度の高いソリューションを提供していく。

 両社は産業用製品の分野で、25年間という長期にわたって協業し、成功を収めてきたという。この協力関係を車載分野にも広げていくことにした。今回の合意に基づき、自動車の電動化や自動運転などの技術を進化させていくための研究拠点「デルタ−インフィニオン オートモーティブ イノベーション センター」を台湾・平鎮に設立することとなった。2023年後半にも開所する予定で、両社が共同で運営に当たる。

 今回の協業で対象となる製品は、トラクションインバーターやDC-DC コンバーター、オンボードチャージャーなど、EVドライブトレイン関連で用いられる半導体素子やモジュール、マイコンなどである。

Infineon Automotive Divisionでプレジデントを務めるPeter Schiefer氏(左)と、Delta ElectronicsのCorporate Vice Presidentを務めるJames Tang氏 出所:Infineon Technologies
Infineon Automotive Divisionでプレジデントを務めるPeter Schiefer氏(左)と、Delta ElectronicsのCorporate Vice Presidentを務めるJames Tang氏 出所:Infineon Technologies

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