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診断時間を10分の1に、AIで心電図解析心房細動の早期発見に

カルディオインテリジェンスは、「Medtec Japan 2023」(2023年4月19〜21日、東京ビッグサイト)に出展し、心電図解析ソフトウェア「SmartRobin AIシリーズ」を展示した。

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 心電図のAI(機械学習)自動解析支援システムを開発/提供するベンチャー企業、カルディオインテリジェンスは、「Medtec Japan 2023」(2023年4月19〜21日、東京ビッグサイト)に出展し、長時間心電図解析ソフトウェア「SmartRobin AIシリーズ」を展示した。

検査結果を2〜3分で解析可能に

 SmartRobin AIシリーズは、長時間心電図検査にAIを活用することで、検査結果を約2〜3分(24時間検査の場合)で解析可能にするソフトウェアだ。解析結果はPCで確認でき、同時にシンプルなレポートも自動生成される。医師は、異常(心房細動)が見られる箇所だけチェックすることで、「従来比で10分の1の時間で診断できる」(同社)という。複数の心電計に対応していて、対応機器を既に使用している場合、従来比で約半分のコストで解析が可能だ。

SmartRobin AIシリーズの活用イメージ心電計(デバイス)のサンプル SmartRobin AIシリーズの活用イメージ(左)/心電計(デバイス)のサンプル(右)[クリックで拡大]

 同サービスは、2022年の「Medtec Japan 2022」で、革新的な医療機器を表彰する「第10回Medtec イノベーション大賞」の「Medtec大賞」を受賞している。また、人数の少ないクリニックや患者の多い大規模病院などの医療現場で既に活用されていて、脳梗塞の主な原因となる心房細動の早期発見などに役立てられているという。

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