この記事は、2023年8月10日に発行した「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたコラムの転載です。
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日本産業パートナーズによる東芝へのTOB(株式公開買い付け)が2023年8月7日に開始されました。これに伴う記者説明会の内容は、EE Times JapanとMONOistでも記事化していますが、TOBが成立すれば、東芝は2023年内にも上場廃止となる見通しです。
2015年に発覚した粉飾決算以来、東芝は迷走を続け、結局は立ち直ることができずに8年が経過してしまいました。
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