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従来比で40%小型化したAC-DC基板型電源、TDK:FA機器やロボットの小型化に貢献
TDKは、TDKラムダブランドのAC-DC基板型電源「ZWS-Cシリーズ」を発表した。既存製品と比べて小型/軽量化を実現したもので、ファクトリーオートメーション(FA)やロボット、半導体製造装置や計測機器など、一般産業機器での使用を想定する。
TDKは2023年11月14日、TDKラムダブランドのAC-DC基板型電源「ZWS-Cシリーズ」を発表した。既存製品と比べて小型/軽量化を実現したもので、主にファクトリーオートメーション(FA)やロボット、半導体製造装置や計測機器など、一般産業機器での使用を想定する。
ZWS-Cシリーズは「業界最小クラス」(TDK)だという小型/軽量な製品で、出力電力が10〜50Wの4モデルを展開する。50Wモデルでは体積を従来比40%削減したという。TDKは、小型部品の採用と高密度実装、各種シミュレーションツールの活用によって設計を最適化したことで小型/軽量化が実現したとする。
感電保護クラスはクラスI機器とクラスII機器に対応していて、用途に応じ選択できる。雑音端子電圧(CE)と雑音電界強度(RE)はClass Bに準拠する低ノイズ特性を実現したという。また、家庭用および類似用途の電気機器規格であるEN60335-1にも準拠している。
「小型/軽量化の実現や各安全規格への準拠によって、幅広い用途で使用できる製品となった」(TDK)
ZWS-Cシリーズの10〜30Wモデルは2023年11月から受注を開始していて、50Wモデルは2024年1月に受注を開始する予定だ。TDKは、ZWS-Cシリーズの販売目標を5年後に年間6億円とする。
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