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サンケン電気、志賀工場で2月中旬から一部生産再開へ堀松、能登工場は既に生産再開

サンケン電気は、令和6年能登半島地震で被災した石川サンケンの志賀工場(石川県志賀町)の一部の生産工程について、2月中旬の生産開始を目指すと発表した。

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 サンケン電気は2024年2月5日、令和6年能登半島地震で被災した工場の復旧に関する最新情報(第10報)を発表した。被災した石川サンケンの志賀工場(石川県志賀町)の一部の生産工程について、2月中旬の生産開始を目指すとしている。

 石川サンケンは、能登半島内に志賀工場と堀松工場(石川県志賀町)、能登工場(石川県能登町)の3工場を有する、サンケン電気グループの後工程の主力工場だ。今回の震災後、サンケン電気グループはこの3工場の生産再開に向けて復旧活動を進めていて、1月30日には堀松、能登の両工場で一部生産を再開している。

 残る志賀工場は震災後に停電が続いたため復旧が遅れていたが、1月22日、電力が復旧したことを発表。同社は、電力の復旧後、各設備の確認作業を加速していて、今回、一部の生産工程での生産再開の見通しが立ったことを発表した。

 サンケン電気は、「引き続き、石川サンケンの全3工場の復旧活動を進めていく」と述べている。

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