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サンケン電気、石川の後工程2工場で一部生産を再開:想定を前倒しで
サンケン電気は2024年1月30日、令和6年能登半島地震で被災した石川サンケンの3工場のうち、堀松工場(石川県志賀町)と能登工場(石川県能登町)で一部生産を再開した。
サンケン電気は2024年1月30日、令和6年能登半島地震で被災した工場の復旧に関する最新情報(第9報)を発表した。被災した石川サンケンの3工場のうち、堀松工場(石川県志賀町)と能登工場(石川県能登町)において同日から一部生産を再開した。同社は、「引き続き、生産ラインの復旧活動を進め、全ラインの生産再開に向け対応していく」と述べている。
石川サンケンは、能登半島内に堀松工場と志賀工場(石川県志賀町)、能登工場の3工場を有する、サンケン電気グループの後工程の主力工場だ。今回の震災後、サンケン電気グループは、この3工場の生産再開に向けて復旧活動を進めている。
堀松工場と能登工場は、1月17日の第7報で、一部の生産工程で2月上旬から生産を再開する予定としていたが、今回、「生産準備が整い、両工場とも1月30日から一部生産を再開した」と発表した。
復旧が遅れている志賀工場については、生産品の一部を堀松工場で代替生産することを決定しているが、その生産準備は「間もなく完了する予定だ」という。同社は2月上旬に代替生産の開始を目指すとともに、電力の復旧によって各設備の確認作業も引き続き進めていくとしている。
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