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ローム、一転通期赤字を予想 SiC投資にブレーキ:BEV普及の減速など(3/3 ページ)
ロームは2024年度通期業績について、売上高を期初予想比300億円減の4500億円、営業利益を150億円の赤字(期初予想は140億円の黒字)、純利益を60億円の赤字(同140億円の黒字)にそれぞれ下方修正した。
工場再編やファウンドリー活用、人員数適正化などの改革も
ロームはまた、安定的に利益を出す事業基盤構築に向け、今後3年で固定費を年200億〜300億円圧縮する方針だ。
具体的には生産拠点の再編および、ファウンドリーやOSAT(Outsourced Semiconductor Assembly and Test)活用拡大、設備投資の圧縮、価格適性化などだ。人員数適正化も掲げるが、松本氏は「半導体の人員は世の中でもかなり少ない。人は大事にしながらも、どんどん増やすわけにはいかないので、コントロールしながらやっていきたい」と述べていた。現状では採用の見送りなどを実施しているという。
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