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ニデック子会社、中国AI新興と半導体検査技術を共同開発へ全工程に対応する技術を

ニデックの子会社ニデックアドバンステクノロジーが、中国のAI新興Shanghai Gantu Network Technologyと半導体シリコンウエハー向けAI検査/計測ソリューションに関する戦略的提携契約を締結した。

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 ニデックの子会社ニデックアドバンステクノロジーは2025年12月2日、AIの研究開発を手掛ける中国新興Shanghai Gantu Network Technology(以下、Gantu)と戦略的提携契約を締結したと発表した。今後、共同で半導体シリコンウエハー向けAI検査/計測ソリューションを開発するという。

GantuのCEOである朱磊氏(左)と、ニデックアドバンステクノロジー社長の山崎秀和氏
GantuのCEOである朱磊氏(左)と、ニデックアドバンステクノロジー社長の山崎秀和氏 出所:ニデックアドバンステクノロジー

 Gantuは、2018年設立の中国のスタートアップ企業。プリント基板や先端パッケージ分野などの検査対象物に対し、フルカラー画像による光学検査とAIを駆使した独自の画像処理技術によって、検出が難しい欠陥や、非常に細かい欠陥も高精度で検出できる検査装置を展開しているという。

 ニデックアドバンステクノロジーは、基板製造および先端パッケージ向けプロセス管理で強みを有している。同社は「今後、Gantuと技術的な強みを融合し、基板製造および先端パッケージ分野における全工程AIソリューションの共同開発を通じて、新たな市場創出を目指していく」と述べている。

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