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「動く」ダイヤモンドMOSFETを展示、2030年代実用化へ連携模索 SEMICON Japan 2025

Power Diamond Systems(PDS)は「SEMICON Japan 2025」で、ダイヤモンドMOSFETが動作している様子を展示した。2026年以降は、EVや基地局など具体的なアプリケーションを手掛ける企業と連携を進め、2030年代の実用化を目指すとする。

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 Power Diamond Systems(PDS)は「SEMICON Japan 2025」(2025年12月17〜19日、東京ビッグサイト)で、ダイヤモンドMOSFETおよび評価モジュールを展示した。

ダイヤモンドMOSFETおよび評価モジュール[クリックで拡大]
ダイヤモンドMOSFETおよび評価モジュール[クリックで拡大]

 展示したのはダイヤモンドを用いたp型MOSFETで、スイッチング評価(ダブルパルス試験)を実施している様子を披露した。同社は「数百ボルトの耐圧があり、アンペア級の電流を流せるパワーMOSFETを開発できた。スイッチング特性がしっかりと出ていることを示せたことには大きな意義がある」と強調する。2026年以降は、電気自動車(EV)や通信基地局など具体的なアプリケーションを手掛ける企業と連携を進め、2030年代の実用化を目指すとする。

スイッチング評価を行っている様子ダイヤモンドp型MOSFETの外観 スイッチング評価を行っている様子(左)と、p型MOSFETの外観[クリックで拡大]

 基地局などの無線通信システム向けの高周波デバイスとしては、GaNパワーデバイスの採用が進む。Power Diamond Systemsの担当者は、GaNの16倍という高い熱伝導率を持つダイヤモンドも、高周波の領域に非常に適していると語った。

 Power Diamond Systemsは、2022年8月に設立された早稲田大学発のスタートアップだ。ダイヤモンド半導体研究の第一人者である早稲田大学 理工学術院 教授の川原田洋氏が共同設立者兼最高戦略責任者(CSO)を務める。共同設立者兼CEOの藤嶌辰也氏は、ロームを経て米国マサチューセッツ工科大学で窒化ガリウム(GaN)系半導体デバイスなどの研究に従事した経歴を持つ。

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