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産業利用で注目 ボクシングもできる「世界シェア首位」の人型ロボット:SEMICON Japan 2025(2/2 ページ)
Unitree Roboticsは、「SEMICON Japan 2025」内の企画展示「SEMICON STADIUM」にて、産業用途や研究開発用途で活用が期待される人型ロボットおよび四足歩行ロボットを紹介した。
40度の坂も登れる「Go2」 危険作業での活用に期待
Unitreeの四足歩行ロボットの中で現在最も売れ行きがいいのは2023年に発売されたモデル「Unitree Go2」だという。サイズは立った状態で70×31×40cm。連続歩行時のバッテリー駆動時間は、標準バッテリーでは1.5時間、長時間利用向けバッテリーでは2.5時間だ。最大歩行速度は時速13kmで、最大登坂角度は40度。呉氏は「標準バッテリーを2本使い、高尾山の麓からケーブルカー高尾山駅付近のビアガーデンまでGo2と一緒に登って降りてきた」と語った。
Unitreeのロボットは現在、研究機関や大学が購入する例が多いという。呉氏は人型ロボット/四足歩行ロボットの今後の活用について「人が入りにくい狭い場所や暗い場所、汚れた場所での作業に役立つ。G1やGo2はバランス感覚も非常にいい」と述べた。
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