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SK hynix、米国にAIソリューション特化の新会社設立「AI戦略のハブ」に

SK hynixが米国にAIソリューションに特化した新会社を設立する。新会社はAI企業への戦略的投資と協業を進める計画で「メモリチップ分野での競争力を強化するとともに、多様なAIデータセンターソリューションを提供していく」などと説明している。

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 SK hynixは2026年1月28日(韓国時間)、米国にAIソリューションに特化した新会社を設立すると発表した。SK hynixは新会社について「広帯域メモリ(HBM)などの技術を生かし、AIデータセンター分野における顧客向けに最適化されたAIシステムを提供する上で、中核的な役割を担う。新会社はAI企業への戦略的投資と協業を続け、メモリチップ分野での競争力を強化するとともに、多様なAIデータセンターソリューションを提供していく」などと述べている。

総額100億ドルを投じる投資会社

 世界的ビッグテック各社は、AI分野での競争で優位に立つべく、巨額の投資と積極的なイノベーション追求を進めている。そうした高度なAIシステムへの需要拡大に伴い、高性能メモリチップはAIデータソリューションの性能ボトルネック克服に不可欠と見なされている。このAIブームを追い風に、SK hynixはAI分野での競争力強化に注力している。

 SK hynixは自社のAI戦略にそって、今回設立する新会社(仮称:AI Company[AI Co.])を通じた米国の革新的企業への投資/協業を計画。これによってSKグループ系列会社とのシナジー創出を図るとしている。計画では、SK hynixが新会社に対し100億米ドルを拠出し、資金は新会社がキャピタルコール方式で運用する。

 SK hynixは「新会社の設立は、新たなAI時代における機会確保を目的としている。当社は今後もグローバルパートナーと緊密に連携しつつ、顧客への価値創出を積極的に推進していく」と述べている。

 なお、新会社は、米国カリフォルニア州に本拠を置く同社のエンタープライズSSD製造子会社「Solidigm」の再編によって設立する。SolidigmはSK hynixが2021年にIntelから買収したSSD事業を引き継ぐ形で設立された子会社だ。

 この再編の過程ではSolidigmは社名を「AI Co.」に改称しつつ法人格を維持。Solidigmの既存事業の運営は新たに設立する子会社Solidigmへ移管する。これによってSolidigmブランドを継続するという。AI Co.は、AI特化事業部門としてSK hynixのAI戦略を推進する。正式な社名は2026年後半に発表予定だ。

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