「国内初」Matter対応ルーター、スマートホームの司令塔に:NECプラットフォームズが開発
NECプラットフォームズは2026年3月18日、Connectivity Standards Alliance(CSA)が主催する「Matter in Motion」において、Matterコントローラー対応ルーターを参考出展した。Matter対応機器の司令塔としての役割を担い、スマートホームの構築に貢献するという。
NECプラットフォームズは2026年3月18日、Connectivity Standards Alliance(CSA)が主催する「Matter in Motion」において、Matterコントローラー対応ルーターを参考出展した。
Matterの司令塔の役割を担うルーター
Matterは、CSAが策定するスマートホームの共通規格だ。以前のスマートホーム製品はメーカーごとに規格やプラットフォームが異なっていたため、製品によって操作アプリを切り替えたり、同一メーカーでそろえる必要などがあった。メーカーの枠を超えた共通規格としてMatterを採用することで、各製品を1つのアプリで一元管理できるほか、製品選びも容易になるという。
今回、NECプラットフォームズはMatterコントローラー機能を搭載したルーターを開発した。通常のWi-Fiルーターとして機能するのに加え、Matter対応機器の管理など、Matterプラットフォームの司令塔としての役割も担う。
NECプラットフォームズの担当者によると「Matterコントローラー機能を搭載するルーターとしては、国内初のモデルだ。本機の導入でスマートホームを手軽に構築できる」という。2026年3月時点ではMatter認証の取得を進めているとともに、通信事業者のパートナーを探している状態で、順調に進めば2027年度にサービス開始予定だとしていた。
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