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住友化学が高純度アルミナの事業展開加速、先端半導体向け低α線量の高純度微粒球状アルミナ販売

住友化学は、低α線量の高純度微粒球状アルミナ「ELAシリーズ」を販売する。これを機に、先端半導体市場に向けた高純度アルミナ製品の事業展開を加速する。

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顧客の要求に基づき粒子サイズを数マイクロメートル以下に制御可能

 住友化学は2026年5月、低α線量の高純度微粒球状アルミナ「ELAシリーズ」を販売すると発表した。これを機に、先端半導体市場に向けた高純度アルミナ製品の事業展開を加速する。

 ELAシリーズは、同社100%子会社である韓国の「東友ファインケム」が開発した。先端半導体で誤動作の要因となるα線などの放射線量が極めて低い。しかも、高い熱放射特性を兼ね備えている。さらに、顧客の要求に合わせて粒子のサイズを数マイクロメートル以下に制御できる。表面状態も用途に合わせて調整が可能だという。


左がELA-2000UF、右がELA-500UFの顕微鏡像[クリックで拡大] 出所:住友化学

 住友化学は既に、先端半導体市場に向けた超微粒子アルミナ「NXAシリーズ」なども販売している。NXAシリーズを用いた焼結体は、同社の既存グレードに比べ、曲げ強度が約1.5倍、プラズマ体制が約2倍、といった特長を備えている。

 住友化学は、「ELAシリーズ」や「NXAシリーズ」について、高純度アルミナ事業の成長をけん引する製品群と位置づけている。顧客との連携強化も含め、今後は先端半導体市場に対するアプロ―チを一段と強めていく。

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