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「ディスプレイ1本では経営厳しい」 起死回生図るJDIの戦略27年度の黒字化目指す(2/2 ページ)

2026年度通期決算では営業損失が198億円となったジャパンディスプレイ(JDI)。2027年度の営業黒字化を目指し、ディスプレイ事業の高収益化と他事業の立ち上げを図っている。JDIが決算説明会で語った「BEYOND DISPLAY」戦略の進捗状況を紹介する。

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「何でもセンサーに変える」ZINNSIAは26年6月から量産

 センサー事業では、2026年3月にスペインのバルセロナで開催された展示会「MWC Barcelona 2026」で、JDIオリジナルの液晶フェーズドアレイアンテナなどを紹介した。明間氏は「MWC出展を通じて多くの顧客から強い関心を集めた。早期の市場投入を目指す」とした。

 さまざまな素材をタッチパネル化するインタフェース「ZINNSIA(ジンシア)」は、2026年6月に量産を開始する。「何でもセンサーに変えられる」という特徴が評価され、エンターテインメント分野で量産案件を複数獲得しているほか、ロボティクス/ウェルネス分野でも提案を進めているという。

センサー事業の状況
民生/センサー事業の状況[クリックで拡大] 出所:ジャパンディスプレイ

 明間氏は「ディスプレイ1本での経営は非常に厳しい。一方で、安全なサプライチェーンなどの付加価値を認めてくれる顧客もいる。また、防衛用など特殊用途のディスプレイは民生機器向けよりも採算性が高い。既存の装置も使いながら、センサーなど収益性の高い製品を織り交ぜることで収益を確保していきたい」と語った。

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