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SamsungとApple、14nm世代のプロセッサ「A9」の製造で契約かビジネスニュース 企業動向

Samsung Electronicsが、14nm FinFETプロセスを適用してAppleのプロセッサ「A9」を製造する契約を結んだと、韓国紙が報じている。A9は「iPhone 7」に搭載されるとみられている。

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 韓国の経済紙Korea Economic Dailyによれば、Samsung Electronicsは、Appleの「iPhone」「iPad」向けに、14nmプロセスのプロセッサを製造する契約を結んだという。報道によれば、Samsungが製造するのは「A9」で、2015年に適用を開始する予定の14nm FinFETプロセスを採用するとみられている。A9は「iPhone 7」に搭載される見込みだ。

 Appleは、同社のスマートフォン/タブレット端末向けに専用プロセッサを設計し始めて以来、Samsungに製造を委託してきた。だが、相次ぐ特許係争で、両社の関係はここ数年悪化している(関連記事:米ITCが「iPhone 4」などの輸入差し止めを決定、Appleが特許侵害と判断)。

 2013年6月には台湾のDigitimesが、「Appleは、20nm/16nm/10nmプロセスを適用するプロセッサの製造について、TSMCと契約を結んだ」と報じている(関連記事:TSMC、次世代Aシリーズの製造でAppleと契約か)。さらに、Appleは新たな製造委託先として、GLOBALFOUNDRIESとも交渉中だといううわさもある。

【翻訳、編集:EE Times Japan】

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