ウェアラブルの主役は、まだ続く:EE Times Japan Weekly Top10
EE Times Japanで先週(2014年12月13〜19日)に、多くのアクセスを集めた記事をランキング形式で紹介します。さまざまなトピックのニュース記事、解説記事が登場!!
→「EE Times Japan Weekly Top10」バックナンバー
1位は「下剋上が始まる? スマホ世界シェア」、2位は「2014年の半導体業界再編を振り返る」、3位は「やがては飽きる? ウェアラブル機器」がランクインしました。
今週の1位、2位は、2014年の半導体業界におけるM&Aと、スマートフォンのシェアを振り返る、クイズ形式の記事でした。挑戦してくださった皆さん、全問正解しましたか?(まだトライしていない皆さまは、ぜひ今から試してみてください!)ちなみに3問目として「エレクトロニクス業界をけん引するIoT」もあります。
さて、2014年のエレクトロニクス業界のキーワードといえば、ウェアラブル機器です。Appleもついに「Apple Watch」でウェアラブル機器市場に参入しました(そういえば製品名は、うわさされていた「iWatch」ではありませんでしたね)。ウェアラブル機器は玉石混交の世界で、懐疑的な声も聞かれます。「開発メーカーに聞きたい、なぜ“ウェアラブル”なのか? 」「電池もウェアラブルな時代に? SELが曲がるバッテリを披露」もぜひお読みください。読者の皆さまは「これは欲しい!」と思うものがあったでしょうか。2015年1月には、世界最大級の家電ショー「2015 International CES」の開催が控えています。おそらくここでも、ウェアラブル機器は主役になるでしょう。随時、リポートを公開していきたいと思っています。
9位は、ルネサス エレクトロニクスのMakers向けイベントリポートです。ルネサスは、同社のマイコンの認知度向上などを狙い、Makersのサポートに力を入れています。「ルネサス、誰でもモーター制御できる仕組みを公開へ」など、面白い取り組みもあります。3Dプリンタの盛り上がりもあり、会社の事業部単位ではなく、個人単位でアイデアを形にしていく、そしてビジネスにつなげていく仕組みが、今まで以上に注目を浴びそうです。
EE Times Weekly Access Top10
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 電池もウェアラブルな時代に? SELが曲がるバッテリを披露
半導体エネルギー研究所(SEL)が、“曲がるリチウムイオン二次電池”を展示した。容量は300mAhほどだが、手首に巻き付けられるくらいに曲げることができる。実用化するには、まずは安全性を高めたいとしている。 - 開発メーカーに聞きたい、なぜ“ウェアラブル”なのか?
続々と市場に投入されるウェアラブル機器。大手電機メーカーも相次いでウェアラブル製品を発表している。しかし、ウェアラブル、つまり“身に着けられる”ことが「ユーザーにとって一番の利点」だと本当に考えて製品を開発しているメーカーは、どれだけあるのだろうか。