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インテル、スマートグラス技術を手掛けるベンチャー2社を買収ビジネスニュース 企業動向

Intelがスマートグラス向けのディスプレイ技術やプロジェクション技術を手掛けるスイスのベンチャー企業2社を買収していた。ウェアラブル端末市場での存在感を強めるべく、着々と戦略を進めているようだ。

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 Intelが、スマートグラス向けの技術を手掛けるスイスの新興企業2社を買収していたことが分かった。スキャン用マイクロミラー技術を保有するLemoptixと、透過型ディスプレイ(シースルーディスプレイ)を手掛けるComposyt Light Labsである。

 LemoptixとComposyt Light Labsはどちらも、ローザンヌ連邦工科大学(EPFL)からスピンオフした企業だ。いずれも、買収額は明らかにしていない。

インテルはスマートグラス市場を狙う?

 Lemoptixの技術は、プリンタやマイクロプロジェクタ、ディスプレイに応用できる。同社は2008年に設立され、ヘッドアップディスプレイや、スマートフォン向けの組み込みプロジェクタ、3Dプリンタ向けの3Dセンシング向けの技術を開発してきた。IntelによるLemoptixの買収は、2015年3月17日に完了したという。

 Composyt Light Labsは、EPFLで開発された透過型ディスプレイアーキテクチャを商品化すべく、2014年に創設された。だが2014年末にはIntelに買収されている。この時、Composyt Light Labsは、ディスプレイ技術とプロジェクション技術でLemoptixと協業していた。Composyt Light Labsが開発したスマートグラスのプロトタイプに、Lemoptixが手掛ける、網膜に映像を直接、投影する技術や、特許を獲得しているホログラフィック技術を組み合わせるというものである。

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