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SanDiskが身売り検討か売却先候補はMicron、Western Digital

メモリメーカーである米SanDiskが競合企業への事業の売却を検討していると米Bloombergが2015年10月13日(米国時間)に伝えた。売約先としては、米Micron Technologyや米Western Digitalの名が挙がっている。

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 米SanDiskが競合企業への事業の売却を検討していると米Bloombergが2015年10月13日(米国時間)に伝えた。

 その報道によると、メモリメーカーの米Micron TechnologyやHDDメーカーの米Western Digitalと売却交渉を行っているという。SanDiskの時価総額は、126億米ドルに達する。

 SanDiskは、非公式ながら2015年夏に230億米ドルでMicronに買収を持ち掛けた中国半導体メーカーTsinghua Unigroupなどの買収標的にもなり得るだろう。なお、Unigroupの関連会社であるUnisplendorは、37億7500万米ドルでWestern Digitalの株式の15%を取得することで合意している。

東芝と製造面で連携

 SanDiskは、NAND型フラッシュメモリを設計、製造を手掛けている。東芝と製造に関する提携を結び、東芝四日市工場で製造を行っている。ただ、SanDiskの事業規模は、Samsung ElectronicsやSK Hynixなどの韓国勢をはじめとした競合よりも小さく、競合メーカーによる買収は理にかなっている部分がある。

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