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i.MX 6UL搭載セキュア無線モジュール、IoT機器向けデュアルバンド802.11acとBluetooth 4.1に対応

ディジ インターナショナル(Digi International)は、セキュアワイヤレスモジュール開発キット「ConnectCore for i.MX 6UL」を発表した。IoT機器などの用途に向ける。

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 ディジ インターナショナル(Digi International)は2016年5月、IoT機器などの開発用途に向けたセキュアワイヤレスモジュール開発キット「ConnectCore for i.MX 6UL」を発表した。


ConnectCore for i.MX 6ULの外観

 ConnectCore for i.MX 6ULは、アプリケーションプロセッサ「NXP i.MX 6UltraLite」をベースとしたモジュールである。外形寸法は29×29×3.75mmと小さく、デュアルバンド802.11acやBluetooth 4.1(Smart Ready)規格に準拠した無線通信機能を内蔵している。

 また、Linuxソフトウェアの1つである「Digi TrustFence」デバイスセキュリティフレームワークでは、セキュアな接続や認証されたブート、暗号化されたデータストレージ、アクセス制御されたポート、セキュアなソフトウェア更新、専用オンモジュール「Secure Element(SE)」など、ネットワーク機器やアプリケーション保護に必要なセキュリティ関連の機能を提供する。

 同開発キットにはこの他、パワーマネジメントIC、容量が最大2Gバイトのフラッシュメモリや同1GバイトのDDR3メモリ、イーサネット端子などが搭載されている。

 開発キットとしては、2016年8月発売予定の「ConnectCore 6UL Starter Kit」(価格は124米ドル)と、2016年9月発売予定の「ConnectCore 6UL Jumpstart Kit」(同249米ドル)と、2つのバージョンが用意されている。

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