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バイテック、ドイツで合弁設立 WPGが資本参加欧州に本格参入へ

バイテックグローバルエレクトロニクス(VGEL)は2016年10月24日、ドイツのFramosとWPG South Asiaと、合弁会社「ViMOS(ヴィモス)」をドイツ ミュンヘンに設立すると発表した。

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車載と医療分野に注力


画像はイメージです

 バイテックグローバルエレクトロニクス(VGEL)は2016年10月24日、ドイツのFramosとWPG South Asiaと共同で、合弁会社をドイツ ミュンヘンに設立すると発表した。VGELとFramosはともにソニーの代理店として創業した経緯を持ち、合弁会社設立を通して、欧州での半導体・電子部品およびシステムソリューション事業の拡大を目指す。具体的には、車載と医療分野に注力して販売展開を進めていくという。

 また、メガディストリビューターの1つ台湾WPG Holdingsのグループ会社であるWPG South Asiaが資本参加し、ラインアップの拡充と技術サポートを行う。

 バイテックホールディングス経営企画部は、「当社は、欧州の拠点をこれまで持っていなかった。そこで、ソニー系の商社でシナジーが見込めるFramosと、以前から提携しているWPG Holdingsと合弁会社を設立して、欧州へ本格参入する。これにより、日系顧客のグローバル化と満足度の向上に努めていきたい」と語る。

 合弁会社の名前は、「ViMOS(ヴィモス)」。資本金は22万6000ユーロで、出資比率はVGELが51%、Framosを運営するMOSホールディングスが40%、WPG South Asiaが9%だ。ChairmanにVGEL常務取締役の小牧修氏、CEOにFramosのAxel Krepil氏が就任する。事業開始は2016年11月1日で、従業員は10人を予定している。

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