丸文、電子ペーパーの魅力を組み込み機器に提案:ET2016 開催直前情報
丸文は、2016年11月16〜18日にパシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2016(ET 2016)」「IoT Technology 2016」に、E-Inkの電子ペーパー技術を展示する。
30周年を迎えるET展
2016年11月16〜18日の4日間、「Embedded Technology 2016(ET 2016)」「IoT Technology 2016」が、横浜・みなとみらいのパシフィコ横浜で開催される。組み込み技術に特化した専門展のET展は1987年から始まり、2016年で30周年を迎える。
ET 2016/IoT Technology 2016の開催に先立ち、アイティメディアが運営するEE Times Japan、EDN Japan、MONOist組み込みフォーラムでは、ET 2016/IoT Technology 2016の特設ページを設け、見どころ情報や新製品リリース、速報、イベントレポートを多数紹介していく→「ET 2016/IoT Technology 2016特集」。
本記事では、E-Inkの電子ペーパー技術を展示する丸文の出展内容を紹介する。
3つのデモキットも展示
丸文の展示では、E-Inkの電子ペーパー技術の紹介と提案を行う予定だ。近年、組み込み機器において「小型」「低消費電力」という言葉がキーワードとなっている。丸文によると、国内でも電子ペーパーの認知度や引き合いは増えており、電子書籍だけでなく、電子棚札やウェアラブル機器などで採用実績が増えているという。
展示では、E-Inkの電子ペーパーのラインアップと電子ペーパー搭載品を紹介。1インチ程度の小型パネルから、31.2インチの大型パネルまでのラインアップを展示する。また、3つのデモキット「ICE Board」「HULK Board」「SILK Board」の展示も行う。
ICE Boardは、中型〜大型パネルを向けに外付けコントローラのソリューション、HULK Boardは小型〜中型パネル向けでモジュール側にコントローラを搭載したソリューション、SILK Boardは小型パネル向けにソフトウェアを活用したソリューションとなる。各種デモキットは触ることができ、電子ペーパーの描画様子や視認性を確認できる。
丸文は、ET 2016/IoT Technology 2016に期待することとして、「小型で低消費電力が求められる組み込み機器に対して、電子ペーパーの無電力での表示保持や太陽光下での高視認性、薄い軽いなどの特長をアピールし、認知度を上げていきたい」とした。
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