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インダストリアルIoTの研究施設、NIが開設関連企業が一堂に集結

National Instruments(NI)は、米本社敷地内に新たな研究施設「NI Industrial IoT Lab」を開設した。インダストリアルIoT(モノのインターネット)向けの技術やソリューションを提供していくために、専門性を有する関連企業が連携を強化していくための拠点となる。

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イノベーションとコラボレーションを促進

 National Instruments(ナショナルインスツルメンツ/以下、NI)は2017年1月、米オースチンの本社敷地内に、新たな研究施設「NI Industrial IoT Lab」を開設したと発表した。専門性を有する関連企業が集結し、連携を強化することでインダストリアルIoT(モノのインターネット)向けの技術やソリューションの相互運用性を向上させるための拠点となる。


NI本社内に開設した研究施設「NI Industrial IoT Lab」の外観

 NI Industrial IoT Labには、OT(運用技術)、IT(情報技術)および、インテリジェントシステムの開発を行う企業が一堂に集結する。マイクログリッドの制御や通信、製造業向け制御システムおよび、設備の予知保全といった領域において、イノベーションを実現していくために主要企業が連携を強めていく。

 同施設に集結するのは、通信プロトコルや制御用ハードウェア、I/Oコンポーネント、プロセシングエレメント、ソフトウェアプラットフォームを専門とする企業や組織で、エンドツーエンドのソリューションを共同で検証していくことになっている。

 連携強化を表明している企業、組織は、Analog DevicesやAvnu Alliance、Cisco Systems、HPE(HP Enterprise)、IIC(Industrial Internet Consortiam)、Intel、Kalypso、OPC Foundation、OSIsoft、PTC、RTI(Real-Time Innovations)、SparkCognition、SEMIKRON、Viewpoint Systems、Xilinxなどである。

 施設内には実際に動作するインダストリアルIoT技術やソリューション、システムアーキテクチャなどが展示される。IICによるテストヘッドのデモ展示なども行われる予定となっている。

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