過去最高の1日平均来場者を目指しCEATEC開幕へ:10月16日から4日間
「CEATEC JAPAN 2018」(シーテックジャパン2018/以下、CEATEC 2018)が、2018年10月16日に開幕する。会期は同年10月19日までの4日間で、会場は千葉市の幕張メッセ。主催のCEATEC JAPAN 実施協議会は開幕を翌日に控えた同年10月15日に、開催概要会見を開催するとともに、報道機関向けに一部の展示を公開した。
「CEATEC JAPAN 2018」(シーテックジャパン2018/以下、CEATEC 2018)が、2018年10月16日に開幕する。会期は同年10月19日までの4日間で、会場は千葉市の幕張メッセ。主催のCEATEC JAPAN 実施協議会は開幕を翌日に控えた同年10月15日に、開催概要会見を開催するとともに、報道機関向けに一部の展示を公開した。
出展者数725社/団体、来場者数は4日間で16万人目標
今回のCEATEC 2018の出展者数は前回よりも多い725社/団体。また来場者数についても前回実績の15万2000人よりも多い、16万人を目標にしている。「1日平均4万人の来場を目指す。4万人という1日平均来場者数は、5日間開催で20万人が来場して最も来場者が多かった2007年開催と同じ水準」(CEATEC JAPAN 実施協議会 ディレクター 吉田俊氏)という。
CEATECは、2016年からそれまでのIT/エレクトロニクス総合展から、CPS/IoT展と展示会の位置付けを変更。吉田氏は記者会見で「CPS/IoT展として3年目の今回は、CPS/IoT展として真価が問われる開催。テクノロジーを見せるのではなく、テクノロジーで社会がどう変わるのかを見せる場にする。Society5.0で実現される未来を発信したい」と今回の開催目的を述べた。
展示の目玉は、さまざまなサービス事業者が出展し、テクノロジーを駆使した未来型のサービスをデモする特別テーマエリア「IoT TOWN」。同エリアには、三菱UFJフィナンシャル・グループやローソンなど20社が出展する。その他、米国、英国、フランスの各パビリオンを展開する「Co-Creation Park」や、スタートアップ企業や大学を集めた展示エリアなどの企画展示を実施する。
また会見では、恒例となっているCEATEC AWARDの受賞企業を発表。総務大臣賞には、京セラの「金属上でもアンテナ特性が低下しない2.4GHz帯の小型・薄型の新アンテナ『Amcenna』」が、経済産業大臣賞にはエアロネクストの『4D Gravity搭載360°VR撮影用ドローン『Next VR』」が、選ばれた。
EE Times Japan/EDN Japan/MONOistでは、「CEATEC JAPAN 2018」の特集ページを開設し、随時、会場から見どころなどをレポートします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- エイブリック、新検知方式のホールICを開発
エイブリックは、ブラシレスDC(BLDC)モーター用途に向けて、新たな検知方式を採用した「ZCL(Zero Crossing Latch)ホールIC」を開発した。 - UHF帯RF IDを用いた電子ペーパータグ技術を開発
富士通セミコンダクターは、UHF帯無線給電技術を用い、電子ペーパーディスプレイの表示内容をバッテリーレスで書き換えることができる技術を、台湾のE Inkと共同開発した。 - ローム、車載スピードメーター向けレンズ付きLED
ロームは、車載スピードメーターのインジケーター光源用途に向け、小型で高出力のレンズ付きLED「CSL0901/0902」シリーズを発表した。 - ワイヤレス給電市場、2018年は前年比42%増加
ワイヤレス給電(受電モジュール、受電機器)の世界市場は、2018年に1741億5000万円規模となる見通しだ。スマートフォン向けが需要をけん引する。