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ローム、車載向け1200V耐圧のIGBTを開発AEC-Q101に準拠

ロームは、車載用電子部品信頼性規格「AEC-Q101」に準拠した、耐圧1200VのIGBT「RGSシリーズ」4機種を発表した。

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導通損失は1.70Vと業界トップクラス


新製品の外観

 ロームは2019年5月、車載用電子部品信頼性規格「AEC-Q101」に準拠した、耐圧1200VのIGBT「RGSシリーズ」4機種を発表した。電動コンプレッサーのインバーター回路やPTCヒーターのスイッチ回路などの用途に向ける。

 同社はRGSシリーズとしてこれまで、耐圧650VのIGBTを7製品供給してきた。近年は、欧州を中心に高電圧(800V)バッテリーを搭載するEVが増加しており、新たにAEC-Q101準拠の耐圧1200V品を追加した。これで、RGSシリーズは合計11機種のラインアップとなる。

 新製品は、デバイス構造を最適化することにより、耐圧1200V品で導通損失を1.70Vまで低減した。この数値は業界トップクラスで、他社同等製品(耐圧1200V、40A品)に比べて、10〜15%改善したことになるという。システムの小型化や高い効率を実現することが可能だ。

 また、短絡耐量時間は10マイクロ秒を保証する。スイッチング特性よりも電動損失が重視される電動コンプレッサーやPTCヒーターなどに適しているという。


RGSシリーズの特長 出典:ローム

 新製品は既に月産100万個体制で量産中。サンプル価格(税別)は750円より。製品はIGBT単体に加え、還流ダイオードを内蔵したタイプも用意している。

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