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竹芝が“未来都市”に!ソフトバンクの次世代街づくり本社も移転、2020年の開業を目指す(3/3 ページ)

AI、5G(第5世代移動通信)、そして各種IoT(モノのインターネット)機器など、最先端のテクノロジーを融合した"スマートシティー"の実現が近づいている。舞台となるのは東京都港区の「竹芝地区」。ソフトバンクと東急不動産が共同で、2020年の開業を目指して開発を続けている。

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ドローンがテラスから荷物を配達?

 さらに、ドローンの活用についても、検討が進んでいる。

 ソフトバンクは、準天頂衛星「みちびき」などのGNSSから受信した信号を利用してRTK(Real Time Kinematic)測位をすることで、誤差数センチの高精度測位を可能にする技術を開発しており、2019年11月から、法人向けサービスの展開も予定している。


センチ級測位サービスの内容(クリックで拡大)

 既存のGPS測位システムでは数メートルの誤差が出るが、同技術では、ソフトバンクが設置する独自の基準点からの正確な情報で補正することで、高精度測位を実現。農機やバスの自動運転やドローンでの活用を図っており、同社の説明担当者は、「竹芝地区のスマートビルは1階から6階までが全てテラスなので、テラス間をまたぐ配送を構想している」と話していた。


展示されていたドローン(クリックで拡大)

 このほか、ミリ波を利用したレーダーイメージ3Dセンサーによる動体感知、物体検出などの展示もあり、竹芝地区もスマートシティ化に導入されるテクノロジーの幅広さがうかがい知れる内容になっていた。

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