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多種多様なセンサーが次世代社会「Society 5.0」を支える福田昭のデバイス通信(235) 2019年度版実装技術ロードマップ(45)(2/2 ページ)

「2019年度版 実装技術ロードマップ」を紹介するシリーズ。今回から、センサーを説明する。多種多様なセンサーの種類と、センサー市場を解説する。

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センサーの市場規模は数量、金額ともに増加傾向

 センサーの市場規模は数量、金額ともに増加傾向にある。JEITAの調査では、2017年の市場規模が出荷数量で286億個、出荷金額で1兆9928億円となった。4年前の2013年に比べると数量は25%増、金額は77%増である。

 種類別にみると数量ベースと金額ベースでは、比率がかなり違う。数量ベースで最も多いのは温度センサーで、約46%を占める。次いで位置センサーが18%、光度センサーが16%、慣性力センサー(加速度センサーなど)が5%となっている。金額ベースで最も多いのは光度センサーで、全体の半分強を占める。


センサーの市場規模。左が種類別の出荷数量、右が種類別の出荷金額。出典:JEITA(クリックで拡大)

次回に続く

⇒「福田昭のデバイス通信」連載バックナンバー一覧

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