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Microchip、機能安全対応マイコンの量産を開始PTC搭載AVR-DAファミリー

Microchip Technologyは、PTC(ペリフェラルタッチコントローラ)を備えた、機能安全対応マイクロコントローラ「AVR-DA」ファミリーの量産出荷を始めた。

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安全マニュアルなども提供、認証業務の時間とコストを節減

 Microchip Technologyは2020年4月、PTC(ペリフェラルタッチコントローラ)を備えた、機能安全対応のマイクロコントローラ「AVR-DA」ファミリーを開発、量産出荷を始めた。

 AVR-DAファミリーは、全ての電圧範囲において、CPUコアが24MHzで動作する。内蔵するメモリ容量はそれぞれ、フラッシュメモリが最大128kバイト、SRAMは16kバイト、EEPROMは512バイトである。12ビット差動A-Dコンバーターや10ビットD-Aコンバーター、アナログコンパレーター、ゼロクロス検出器なども内蔵している。

 また、最大46の自己静電容量式タッチチャネルと最大529の相互静電容量式タッチチャネルをサポートしており、「Driven Shield+」や昇圧モード技術を採用したPTCを活用することで、ノイズ耐性や耐水性などに優れた静電容量式タッチインタフェースを、容易に設計することができるという。この他、CPUから独立して周辺モジュール間の通信を可能にするCIPと呼ぶ機能や、論理回路を内部的に構成できるカスタムロジックのブロックなども内蔵した。

AVR-DAファミリーの外観と回路ブロック図 (クリックで拡大) 出典:Microchip

 AVR-DAファミリーは、電圧レベル監視機能やフラッシュメモリ内部の安全性を確認するCRC(巡回冗長検査)スキャン機能を備えるなど、機能安全規格に対応している。さらに、安全マニュアルやFMEDA(Failure Modes、Effects and Diagnostic Analysis)レポートなども提供する。このためシステム設計者は、安全性の認証に要する時間とコストを大幅に節減することができるという。

 なお、機能安全認証済みのXC8コンパイラをはじめ、主要なソフトウェア開発ツールや評価用キットなども用意した。

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