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テクシオ、AC/DC耐電圧・絶縁抵抗試験器を発売7型カラーディスプレイ搭載

テクシオ・テクノロジーは2020年7月下旬から、各国の安全規格に基づきAC/DC耐電圧と絶縁抵抗(IR)を測定するための試験器「GPT-12003」を販売する。試験容量は最大200VAである。

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世界の主要な安全規格に対応

 テクシオ・テクノロジーは2020年7月下旬から、各国の安全規格に基づきAC/DC耐電圧と絶縁抵抗(IR)を測定するための試験器「GPT-12003」を販売する。試験容量は最大200VAである。

 新製品は、親会社のGOOD WILL INSTRUMENTが、「GW Instek」ブランドで販売している製品で、IECやEN、UL、CSA、GBおよび、JISといった主な安全規格に対応している。高効率PWMスイッチングアンプを採用したことで、ACライン電源が変化しても出力電圧を一定に保つなど、安定した試験を行うことができる。

 AC耐電圧試験の出力は最大5kV/40mAで、DC耐電圧試験の出力は最大6kV/10mA/50Wである。絶縁抵抗試験では最大1.2kVを印加することができる。単独試験モード時には、試験条件を最大100個保存することができ、このうち最大10個は順次、自動で試験を行うことが可能だという。

 試験を行う際には被測定物に合わせ、開始時の電圧と電圧上昇時間および、終了時の電圧降下時間などを設定することができる。また、容量性の非対称物は4.7μF(1kV時)まで対応可能とした。

 電圧や電流、抵抗の時間変化をグラフ表示するスイープ機能も搭載している。測定結果は、内蔵した7型のカラーディスプレイに表示される。しきい値を設定しておけば、試験結果を判定し、「Pass」あるいは「Fail」をグラフ表示したり、データをUSBメモリに保存したりすることも可能である。


GPT-12003の外観

 GPT-12003の価格(税別)は23万円。突起などを含めた外形寸法は380×148×436mm、重さは約11kgである。オプションとなるGP-IBユニットの価格(税別)は3万2000円。

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