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Wi-Fi 6/6E対応の汎用SPDTスイッチを開発新日本無線がサンプル出荷を開始

新日本無線は、次世代のWi-Fi規格「Wi-Fi 6/6E」に対応する、1.8V動作の汎用SPDTスイッチ「NJG1818K75」を開発、サンプル出荷を始めた。2021年10月から量産を始める。

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6GHz帯で、0.55dBの低挿入損失を実現

 新日本無線は2021年7月、次世代のWi-Fi規格「Wi-Fi 6/6E」に対応する、1.8V動作の汎用SPDTスイッチ「NJG1818K75」を開発、サンプル出荷を始めた。2021年10月から量産を始める。


NJG1818K75の外観

 NJG1818K75は、動作電圧範囲が1.6〜5.0Vと広く、NJG1818K75への電源供給はさまざまな形態に対応できる。パワーハンドリングは+31dBmを実現した。6GHz帯(5.925〜7.125GHz)において、挿入損失は0.55dBを達成。他社同等製品に比べ0.2dBも低く、この値は業界トップレベルだという。

 さらに、RFポートのDCブロッキングキャパシターを内蔵したほか、パッケージは外形寸法が1.0×1.0mmの「DFN6-75」を採用した。これにより、回路基板への実装面積を削減することが可能になる。MIMO方式のWi-Fi 6/6Eに対応する通信端末などに適した製品である。

 NJG1818K75の主な仕様は、動作電流が15μA(代表値、1.8V時)、切り替え電圧は1.8V(代表値、1.35〜5.0V時)、切り替え電流は4μA(代表値、1.8V時)。スイッチング時間は200ナノ秒(代表値、最大400ナノ秒)などになっている。

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