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40V/2.0AステッピングモータードライバーIC発売:電流検出部を内蔵、実装面積削減
東芝デバイス&ストレージは、電流検出部を内蔵した40V/2.0AステッピングモータードライバーIC「TB67S539FTG」を開発、販売を始めた。外付け部品を削減することができ、実装基板の省スペース化が可能になる。
スリープモード時の消費電流は最大1μA
東芝デバイス&ストレージは2021年9月、電流検出部を内蔵した40V/2.0AステッピングモータードライバーIC「TB67S539FTG」を開発、販売を始めた。外付け部品を削減することができ、実装基板の省スペース化が可能になる。
TB67S539FTGは、最新のDMOSFET素子を搭載し、モーター出力電圧最大定格が40V、モーター出力電流最大定格が2.0Aである。出力トランジスタードレイン・ソース間のオン抵抗(上下和)は0.8Ω(代表値)と小さい。スリープモード時の消費電流は最大1μAである。
定電流モーター制御に用いる電流検出部を内蔵したことで、外付けの電流検出抵抗が不要になった。さらに、モーター制御用のHブリッジ回路は、Nチャネル−Nチャネルの構成で、出力段を制御するためのチャージポンプ回路を内蔵した。これによって、チャージポンプ用のコンデンサーを外付けしなくても済む。
TB67S539FTGは、モーター電源電圧が4.5〜34Vで、24V駆動の用途に加え、12V駆動の監視カメラやプロジェクターなどにも適用できる。パッケージは外形寸法が5.0×5.0mmのQFN32で供給する。
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