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仙台村田製作所、100%再生可能エネルギー利用工場に:22年夏には蓄電池システムを導入予定
村田製作所は2022年3月25日、生産子会社である仙台村田製作所(仙台市)において同年4月1日から使用電力のすべてを再生可能エネルギーに転換すると発表した。
村田製作所は2022年3月25日、生産子会社である仙台村田製作所(仙台市)において同年4月1日から使用電力のすべてを再生可能エネルギーに転換すると発表した。
仙台村田製作所は、2008年7月に金沢村田製作所仙台工場として開設した生産拠点で、表面波フィルターの開発、設計、製造を行っている。従業員数は2022年3月1日現在で719人。
4月1日に再生可能ヘネルギーへの切り替えを行い、さらに2022年夏ごろには、電力供給網への負担軽減に貢献するため、蓄電池システムを導入する計画。導入する蓄電池システムは、発電容量は約600kWの太陽光発電システムや、約900kWh容量の蓄電池などで構成し、「2021年10月に金津村田製作所で採用した蓄電池システムと同様」(村田製作所)という。
村田製作所は、事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%化を目指す協働イニシアティブである「RE100」の実現に向け、グループ全体の事業活用における使用電力の再生エネルギー化に取り組んでいる。2024年度中に、村田製作所グループにおける再生エネルギー導入比率を25%以上にするなどの経営目標を掲げている。今回の仙台村田製作所における使用電力の再生可能エネルギー転換もその一環になる。
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