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Arm、スマホ向けのフラグシップGPUを発表ハードウェアレイトレーシング搭載

Armは、スマートフォン向けに新ブランドのフラグシップGPU「Immortalis(イモータリス)」を発表した。Armとしてはハードウェアレイトレーシングを搭載した初めてのGPUとなる。

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Immortalis(イモータリス)、より高性能なビジュアル体験を可能に

 Armは2022年6月、スマートフォン向けに新ブランドのフラグシップGPU「Immortalis(イモータリス)」を発表した。Armとしてはハードウェアレイトレーシングを搭載した初めてのGPUとなる。

 ゲーム機器市場では、その過半数をモバイルゲームが占めているという。しかも、AAA(トリプルエー)タイトルなど、高い視覚性能が求められるプレミアムゲームの参入もあって、演算性能のさらなる向上や高機能化が求められている。

 そこでArmは、GPU製品のハイエンドモデルとして、従来のプレミアムGPU「Mali」に加え、より高性能なビジュアル体験を可能にするImmortalisを追加した。Maliでの資産を継承しつつ、リアルで没入感あふれるゲーム体験を実現するために「性能と機能」を強化したという。


ArmのGPU製品 出所:Arm

 特に、Immortalis-G715は、ハードウェアレイトレーシングを搭載。内蔵するコア数は10コア以上となる。具体的には、2021年に発表されたMaliに比べ、性能は15%向上し、電力効率は15%改善した。ML(機械学習)性能は2倍となった。


Immortalis-G715と従来品との性能比較 出所:Arm

 Maliも新たに「Mali-G715」や「Mali-G615」を投入する。Mali-G715には、グラフィックス機能の可変レートシェーディングを採用しており、エネルギー消費を抑え、ゲーム性能を強化したという。なお、Immortalisとの違いについて、Maliに内蔵するコア数は10コアを上限とし、コスト効率などを求める用途に提案していくという。

 この他、Arm v9ベースのCPUとして、「Arm Cortex-A715」を発表した。従来の「Cortex-A710」に比べ、エネルギー効率は20%、パフォーマンスは5%、それぞれ向上したという。さらに、Arm Total Computeソリューションのロードマップも発表した。


Arm Total Computeソリューションのロードマップ(クリックで拡大) 出所:Arm

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