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三菱電機、スタートアップのエレファンテックに出資金属インクジェット印刷技術を活用

三菱電機は、金属インクジェット印刷のスタートアップ企業である「エレファンテック」に出資した。アディティブマニュファクチャリングの社会実装を加速させていく。

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アディティブマニュファクチャリングの社会実装を加速

 三菱電機は2023年5月、金属インクジェット印刷のスタートアップ企業である「エレファンテック」に出資したと発表した。アディティブマニュファクチャリング(材料を積層または付加することにより、さまざまな形状を作り出す加工方法)の社会実装を加速させていくのが狙い。

 エレファンテックは2014年1月に設立されたスタートアップで、金属インクジェット印刷技術と銅めっき技術を用いたフレキシブルプリント回路基板「P-Flex」の製造と販売を行っている。独自の製法である「ピュアアディティブ法」を確立し、既存製法と比べて環境負荷を低減している。例えば、必要な部分にのみ銅の印刷を行う金属インクジェット印刷技術により、大幅な省資源化と使用する水の量や廃棄物の削減を可能にした。

 エレファンテックの金属インクジェット印刷技術と、三菱電機が有する最新の制御技術を掛け合わせることで、「持続可能なものづくりの実現」に取り組む考えである。

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