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RISC-V CPU搭載のボードコンピュータを発売:ルネサス製「RZ/Five」を実装
アルファプロジェクトは、64ビットRISC-V CPUコアを内蔵したルネサス エレクトロニクス製の汎用MPU「RZ/Five」を搭載した組込みボードコンピュータ「AP-RZFV-0A」の販売を始めた。IoT(モノのインターネット)エッジデバイスなどの用途に向ける。
標準OSにLinuxを採用、IoTエッジデバイスなどの用途を視野に
アルファプロジェクトは2023年6月、64ビットRISC-V CPUコアを内蔵したルネサス エレクトロニクス製の汎用MPU「RZ/Five」を搭載した組込みボードコンピュータ「AP-RZFV-0A」の販売を始めた。IoT(モノのインターネット)エッジデバイスなどの用途に向ける。
AP-RZFV-0Aは、動作周波数が最大1GHzのRZ/Fiveをはじめ、QSPI対応フラッシュメモリを64Mバイト、DDR3L対応SDRAMを512Mバイト、Pmodインタフェースを2ポートおよび、CAN FDやイーサネットといった各種のインタフェースをサポートしている。また、ルネサスが提供する動作検証済みパッケージ「RZ/Five Verified Linux Package」を活用すれば、Linuxを標準OSとして用いることができる。
AP-RZFV-0Aの外形寸法は100×80mm(コネクター、突起物除く)、動作温度環境は−20〜60℃(結露なし)。価格(税別)は2万9800円である。同社は、AP-RZFV-0A専用のLinux開発キット「LK-RZFV-A01」(税別価格は1万9800円)も用意している。
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