コラム
陸上男子100mトップアスリートのタイムを「0.05秒」短縮、これってすごいの?:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
電子機器2023 トータルソリューション展(JPCA)で新炭素素材を取材しました。ピンのないシューズが完成したことによって、今後さらなる最速記録が誕生するかもしれませんね。【修正あり】
この記事は、2023年6月19日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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陸上男子100mトップアスリートのタイムを「0.05秒」短縮、これってすごいの?
2023年5月31日〜6月2日に東京ビッグサイトで開催された「電子機器2023 トータルソリューション展(JPCA)」で、陸上男子100mのトップアスリートのタイムを「0.05秒」短縮したという靴の底に使われている新炭素素材を取材しました。
筆者は、陸上競技経験もなく、靴底の材料にこだわった経験はありません。また、半導体業界でお仕事をしていると、「マイクロ」や「ナノ」などの極小単位を扱うことが多いため、正直、最初は「0.05秒」のすごさをあまり実感できませんでした。
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