3年で体脂肪率10%増、“カロリーニュートラル”を誓う:電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記
2020年末には1桁台まで落とした体脂肪率が、今や軽度の肥満(成人男性の場合)である20%に差し掛かろうとしています。筆者は、この状況に危機感を感じ、2023年6月からダイエットを再開しました。
この記事は、2023年8月14日発行の「電子機器設計/組み込み開発 メールマガジン」に掲載されたEE Times Japan/EDN Japanの編集担当者による編集後記の転載です。
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3年で体脂肪率10%増、“カロリーニュートラル”を誓う
2023年6月からダイエットを再開しました。2020年末には1桁台まで落とした体脂肪率が、今や軽度の肥満(成人男性の場合)である20%に差し掛かろうとしています。筆者は、この状況に危機感を感じ、スマートフォンアプリで健康管理を始めました。
筆者のダイエットの目的は、「かっこいい男=理想の体型」になることです。ダイエット(Diet)は、直訳すると「食習慣」「食生活」という意味ですが、日本でダイエットというと、体重を落とす=痩せることを指す場合が多いと思います。筆者の場合は、体重ではなく見た目に焦点を当てているため、体重や体脂肪率は目安でしかないのですが、見た目も含め、非常にいただけない状況です。
今回取り組んでいるダイエットは、本来の意味通り「食生活」に焦点を当てています。前提としてダイエットの基本は、2016年2月に掲載した江端智一氏の記事にもあるように「消費カロリーが摂取カロリーを上回れば(「カーボンニュートラル」ならぬ「カロリーニュートラル」と呼ぶことにします)痩せる」という単純な構造だと理解しています。
だからと言って、単に「食べない」ダイエットでは持続可能な健康管理は難しいため、自分は1日何キロカロリーまで摂取していいのか、何を食べればいいのかを計算してみました。
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