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キオクシアが四日市工場の土地を売却、工場は引き続き運営:「資産の有効活用のため」
キオクシアが、四日市工場(三重県四日市市)の土地を不動産大手のヒューリックに売却する。今後、キオクシアはヒューリックから土地を借り受け、工場の運営を続ける。
キオクシアホールディングス(以下、キオクシア)が、四日市工場(三重県四日市市)の土地を不動産大手のヒューリックに売却する。ヒューリックが2024年2月9日に発表した。工場はキオクシアが引き続き保有する。
契約は同日付で、売却理由について、キオクシアは「資産の有効活用のため」と説明。売却額や調達資金の具体的な用途は非開示としている。
売却するのは、キオクシアの主力工場である四日市工場の底地で、面積は約65万9281m2。契約は、売却後もキオクシアがヒューリックから同土地を長期で借り受ける「セール&リースバック取引」で、キオクシアはヒューリックに一定の賃料を支払い、今後も土地を使用。引き続き、四日市工場の運営を続ける。
キオクシアは2024年2月6日にWestern Digitalと共同で四日市工場および北上工場(岩手県北上市)へ4500億円規模の投資をする計画を発表。2022年にも四日市工場で生産能力強化を発表するなど工場投資を強化している。
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