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「顔で操作」する車載向け非接触UIを展示、日清紡マイクロデバイスオートモーティブワールド2024(2/2 ページ)

日清紡マイクロデバイスは「オートモーティブワールド2024」に出展し、非接触の車内UI(ユーザーインタフェース)や衝突防止ソリューションなどの自動車関連技術を紹介した。

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最大700cm測定できる超音波センサーICで衝突防止

 ブースでは他にも、開発中の超音波センサーIC「NA2206」と通信用マスターIC「NA9900」を用いた自動車の衝突防止デモなどが展示された。

 超音波センサーIC「NA2206」 通信用マスターIC「NA9900」 左=超音波センサーIC「NA2206」/右=通信用マスターIC「NA9900」[クリックで拡大]

ミニチュア自動車の前面に測距センサーを取り付けて、壁からどの程度の距離で停止するかをソフトウェア上で設定すると、制動距離はあるもののその通りに動作する。停止する距離は約10〜700cmまでで設定できるという。市場にある同様の製品は「測定できる距離が最大5m程度のものが多い」(ブース担当者)なか、新規開発の信号処理により遠距離測距を実現したという。

超音波センサーIC「NA2206」を用いた自動車の衝突防止デモ
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